妊娠後期。
赤ちゃんに会えるまであと少し…でも、肥満体型の私には、ここからが本当の戦いでした。
BMI32・体重90kg目前の妊婦が感じた体の重み、健診の記録、そして日々のリアルな葛藤を、この記事にギュッとまとめました。
妊娠後期の健診記録|ついに90kgの大台へ…
週数 | 体重 | 腹囲 | 血圧 | 尿蛋白 |
---|---|---|---|---|
30週 | 88.8kg | 112cm | 123/87 | ± |
32週 | 89.4kg | 115cm | 139/94 | + |
34週 | 89.5kg | 116cm | 149/96 | ± |
35週 | 89.1kg | 測定なし | 132/79 | + |
36週 | 89.6kg | 測定なし | 135/86 | + |
「あとちょっとで90kg…」とドキドキしていた時期。
それでも、先生から「急激に増えてないからOK」と言われ、肥満妊婦なりに上手に乗り切れていた…はず!
息苦しさ・頻脈・腰痛…体が限界に近づいていた
この頃の私は、文字通り“お腹を抱えて生きている”状態。
- 食後1時間くらいにドクンドクンと脈が速くなる頻脈
- しゃがんだり階段をのぼるとすぐ息切れ
- お腹が前に突き出しすぎて、反り腰からの強烈な腰痛
- 張りなのか何なのか分からないけど、お腹がガチガチになることも
さらに厄介だったのが、妊娠中期に発症した両手の腱鞘炎。
これがなかなか治らず、立ち上がる時に手をついて体を支えることができず、膝と肘で体を持ち上げるという妙な動きが習慣に…。
結果、あちこちに負担がかかって、腕・膝・背中すべてが痛い日々でした(泣)
胎動が激しすぎて、愛しさと痛さが共存(笑)
後期に入ると、わが子は絶好調!
お腹の中で暴れる暴れる。
「うわっ今のキック絶対ローキックだよね⁉︎」
「え、しゃっくりってこんなに連続で来るの⁉︎」
毎日そんなやりとりをしながら、胎動を感じるたびに嬉しくて泣きそうになったりしていました。
36週では、推定体重2500g超え! 肥満妊婦のお腹でも、切迫になることもなくしっかり育ってくれました🥹
医師からは“デリケートだけど前向き”な言葉
いよいよ正期産に向けて総合病院へ転院することに。
でも、今まで通っていたクリニックでは、
私が明らかな肥満体型だったにもかかわらず…
- 「ハイリスク」と言われたことは一度もなし
- 体重に触れるときもユーモア混じり
- ちょっと注意するときも笑顔でフォローしてくれる
本当にあたたかい先生方ばかりで、不安が多い肥満妊婦でも安心して通える環境に救われていました。
気をつけていたこと、できなかったこと(そして妊娠線)
【気をつけていたこと】
- ご飯の量は少なめ、おかず中心の食事継続
- 腰に負担がかからないよう、寝る姿勢や靴に気をつけた
- 甘いものはできるだけ減らした(でもゼロにはできなかった…!)
【できなかったこと】
- ウォーキングなどの運動は無理!!
- 保湿ケアが甘かったようで、妊娠線が爆誕!!
皮膚が限界突破して赤紫の線が現れる地獄絵図…あの時の後悔、今でも鮮明です(笑)
妊娠線が出てから慌てて妊娠帯を装着したり保湿を強化しましたが、時すでに遅し…。
「最初からちゃんとやっておけばよかった…」と何度も思いました。
まとめ:肥満妊婦だからこそ伝えたいこと
体重が多いと、それだけで妊娠出産に不安がつきまとう。
でも、私は肥満体型でも自然妊娠し、出産間近までほとんどトラブルなく過ごすことができました。
もちろん、人それぞれリスクは違うけど、
「太ってるから無理」「ハイリスクだし絶対つらい」と、自分を責めないでほしい。
必要なのは、「自分に合ったペースでできることを続ける」こと。
この記録が、同じように不安を抱えている方に届きますように☺️
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