妊娠がわかった瞬間、嬉しい気持ちと同時に、いろいろな不安も押し寄せてきました。
特に私は BMI32の肥満体型。
「体重、増やしすぎたらどうなるの?」「そもそも、太っててもちゃんと赤ちゃん育つの?」
そんな不安を抱えながら過ごした妊娠初期。今回はその記録を、まとめておこうと思います。
妊娠発覚のタイミングと検査薬の使用
私はもともと生理不順だったので、生理がこないことに違和感を覚えることはほとんどありませんでした。
そんな中、前回の生理から1ヵ月と1週間ほど経った頃――
急に「体が火照る」「なんだか気持ち悪い」という感覚があり、念のため妊娠検査薬(p-check)を使用。
すると…見事に陽性反応。
思わず「えっ…ほんとに?」と何度も見返したのを覚えています。
病院受診までの気持ちと経過
妊娠検査薬で陽性が出てから、すぐに病院に行かずに1週間様子を見てから受診しました。
その理由は、過去に流産した経験があり、その後は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されたため、
「またダメだったら…」という怖さがあったからです。
1回目の受診では胎嚢が見えず、2回目でようやく確認。
そして3回目の健診で心拍確認!
母子手帳がもらえたときの、あの安心と喜びは今でも忘れられません。
妊娠初期の健診内容と受けた指導
妊娠が確定してすぐ、先生に言われたのは、
「本当は1kgも増えないのが理想。でも、太っていいのは月に1kgまでね」
という、かなり厳しめな体重管理指導。
加えて、食事指導としては
- 塩分を控えること
- 白ごはんを減らし、おかず中心の食生活にすること
が強く言われました。
参考までに、健診項目のリアルな数値を晒します(笑)
【8週】
体重:83.3kg/腹囲:103cm/血圧:128/80/尿蛋白:−
【12週】
体重:83.5kg/腹囲:104cm/血圧:132/89/尿蛋白:±
私は血圧がやや高めだったため、
「妊娠高血圧症候群に注意して」と毎回のように言われていました。
妊娠初期の体調と気持ちの変化
ありがたいことにつわりは軽めでしたが、その分情緒の波は大きくて、
なんでもないことで涙が出たり、不安になったり。
また、足のむくみもけっこうひどくて、自分では気にしていたのに先生には一度も言われず(笑)
「これって正常の範囲…?」と戸惑うことも多かったです。
食事・生活で気をつけたこと
私は甘いものが大好きだったので、妊娠初期に「お菓子断ちしよう!」と思ったものの、すぐに挫折。
その代わり、甘栗や塩分が少なめなおやつなどでうまく満足感を得られるようにしていました。
また、自炊が苦手だったので、中華だしや塩分の多い調味料を使わない工夫が必要に…。
夫が「一緒に頑張るよ」と協力してくれたのが救いでした。
妊娠中も仕事は続けていて、管理職という立場からストレスも多く、
そのぶん家ではできるだけ穏やかに過ごすことを意識していました。
妊娠初期を振り返って
妊娠初期は、「本当に育ってるのかな」「無事に出産までたどり着けるのかな」と毎日が不安の連続でした。
でも、その中でも“自分なりにできることをやっていく”という姿勢で、少しずつ前に進めたように思います。
何より、
「太ってるからって妊娠できないわけじゃない」
「体型に関係なく幸せな妊娠生活は送れる」
と、今だからこそ胸を張って伝えられることもあります。
最後に:これから妊娠を迎える肥満体型の方へ
肥満体型での妊娠には、もちろんリスクも不安もつきまといます。
でも、必要以上に自分を責めたり、諦めたりしないでほしいです。
大切なのは、今の自分と向き合って、できることから少しずつ行動していくこと。
この記録が、同じように悩んでいる方のヒントや励ましになれたら嬉しいです☺️
コメント