肥満妊婦が健診で受けた指導&体重管理のリアル
妊娠がわかったとき、嬉しさと同時に、不安も押し寄せてきました。
それは、私が BMI32の肥満体型 だったからです。
「体重を増やしすぎたらどうなるの?」
「太っていると妊娠ってやっぱりリスクが高いの?」
そんな不安を抱えながら迎えた妊娠初期。
今回は、肥満妊婦として過ごした妊娠初期の健診と、体重管理のリアルな体験談 をまとめてみました。
妊娠がわかるまでの流れ
もともと生理不順だった私は、生理が来ないこと自体にはまったく違和感を持っていませんでした。
前回の生理から 1ヵ月と1週間ほど 経ったころ、妙に体が火照ったり、気持ち悪さのような感覚が…。
「もしかして…?」と市販の妊娠検査薬(p-check)を使ってみたところ、まさかの 陽性反応!
嬉しい反面、本当に信じていいのか不安もありました。
というのも、私は3年前に流産を経験し、その後 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS) と診断されていたからです。
まさか、自然妊娠できるなんて――
そんな半信半疑な気持ちのまま、夫と一緒に近所の産婦人科を受診。
- 【1回目】:「まだ胎嚢が見えないね」と言われ、1週間後に再診
- 【2回目】:無事に胎嚢確認!でもまだ心拍は見えず
- 【3回目】:ようやく心拍が確認でき、「母子手帳OK」と言われる✨
この瞬間、本当に嬉しくてたまりませんでした。
前回の妊娠では心拍確認ができないまま流産してしまっていたから。
だからこそ、「母子手帳をもらっていいですよ」と言われたときの安心感はひとしおでした。
病院は昔ながらの古い個人医院で、エコー写真も決して鮮明とは言えないけれど、
そこに映る小さな“豆”のようなわが子を、何度も何度も見返してはニヤニヤしていたのを覚えています。
妊婦健診と医師からの指導
妊娠確定後、初めての妊婦健診でいきなり言われたのが、
「理想は体重増加ゼロ。でも、太っていいのは月に1kgまで!」
という、衝撃の体重制限。
「赤ちゃんと胎盤で最低3kgは増えるでしょ⁉」と思いつつ、
「ここまで太った自分の責任だよな…」と反省したのを覚えています(汗)
食事の指導内容
- 塩分はとにかく控える
- 白ごはんは少なめ
- おかず中心の食生活へ
当時の私は、中華調味料やレトルトに頼りがちのズボラ飯タイプ。
夫婦で塩分大好きだったので、これはなかなかの試練でした。
でもそんなとき、夫が
「俺も一緒に頑張るから」
と言ってくれて、なんとか薄味生活をスタート!
妊娠中に気をつけたこと・できなかったこと
- 🍭 お菓子断ち → 早々に挫折(涙)
→ 甘栗を中心に“質と量”を工夫 - 🚶♀️ 運動ゼロ生活
→ 臨月までフルタイム勤務+管理職で、毎日てんやわんや - 🪑 デスクワーク中心
→ 動かなくてOKな分、足のむくみが地味にツラい…
ストレス対策は「家でのびのび」
職場は人間関係もあまり良くなく、責任も重く、正直ストレスだらけ。
だからこそ、家ではできるだけストレスをためないよう意識!
夫にも家事を手伝ってもらい、ふたりで協力して“のんびりマインド”を作っていました。
妊娠中の体調とメンタル
幸いなことに、つわりはほとんどなし!
でも、気分の波が激しくて、涙もろくなったり情緒が不安定な日も多かったです。
そしてやっぱり…
塩分管理が、ほんっっっとに大変!
薄味のご飯を作るのって、意外とハードル高い。
市販のお惣菜に頼ろうとしたら塩分過多でNG、また悩む。
妊娠中を通していちばんつらかったのは、実はこの「塩分問題」だったかもしれません。
まとめ:肥満体型でも、妊娠・出産はできる!
私は、BMI32という肥満体型 のまま妊娠・出産を経験しました。
「痩せてから妊活しよう」と思っていたのに、仕事中心の毎日で気づいたら30代。
ダイエットも後回しにしていたら、ある日突然妊娠が判明。
もちろん最初は不安だらけでした。
でも今振り返ると、
必要なことを見直して、ちゃんと向き合えば自然分娩も可能だし、元気な赤ちゃんにも出会える。
すべてがうまくいくとは限らないけれど、
「肥満だから…」と最初から決めつけないでほしいなと思います。
無理をしすぎず、自分のペースで。
できることから少しずつ。
このブログが、同じように不安を感じている誰かの心を、ほんの少しでも軽くできたら嬉しいです☺️
補足
※本記事は、筆者本人の妊娠体験をもとに記載しています。
医療的な指導とは異なる点がある可能性もありますので、参考のひとつとしてご覧ください。
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